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ギャラリー/funeの計画/ライフアヴェニュー
明治期、はるか猪苗代湖からひき巡らされた疎水は、安積野原野を潤す生命のネットワークとなりました。今、町の中を歩き回ると、その場所に生まれ積み重ねられてきた暮らしの風景、多種多様ないとなみの要素が散在することを発見できます。延伸する環状線バイパスのリングに「さしのべる手」となる空間を拓き、人びとを受け入れる「ふところ」と結びつける。やさしく楽しい道、思いやり、顔の見えるコミュニティ。それらが無数の毛細血管のようなネットワークとなり、銀河のように輝きだす。
暮らしとコミュニティ、歴史を刻んだ風土を見つめ直し、日常が輝き、そして災害に備え得る生命のネットワークを再構築する「郊外の可能性」の提案。できることから始めよう。計画の主題は生命。2010年 郡山アーバンデザインセンター・コンペティション 入賞